反射率
〜カラーブリード

前章までは、max 5の新機能のラジオシティを使っての画像制作のヒントのようなものを書きましたが
この章は少し応用的なことも入れながら、ラジオシティ画像制作のコツを解説しましょう。
今回のmax 5のラジオシティは簡単な照明シミュレーションも可能になっていますが、その
シミュレーションを行う場合必要な知識が少しあります。
もちろん、照明シミュレーションをすることまではないので、必要が無いなどと思わないでください
美しい画像を作る場合ここで説明する「反射率」を無視することはできません。
なんだか文字にすると学問みたいで嫌になりますね、でも難しくはないのですよ。

例えば…

この白と黒2つの画像どちらが明るく感じますか?

白ですよね、さてなぜか? 「明るく感じるのだから仕方が無い!」
そう、その通りです。
当たり前のことですが、人間の目は色などを認識できるだけの光がないと判断ができません
反射率が高いほど明るく感じます。


max 5では反射率や透過率を見て設定できる項目があります。
インストール直後にはチェックが入っていないので…

メニュー→カスタマイズ→基本設定→アドバンスト ライティングタブ


マテリアルエディタがひらきマテリアルスロット直下に反射率・透過率という表示がひらいた
でしょうか?
この反射率の数字は重要で自然界では90%を越えるものは殆どありませんので注意してください。
例えば、プラスティックなどでは…20%〜80%、これほどの開きがあります。
どういうことかというと、材質や色、加工してあるもの、していないもの…
簡単に区別するだけでもこれだけありますね。
細かいことを言えばキリがないので、それは専門のアプリケーションにまかせておきます。
max 5ではどのようにしてこの設定値を変えるのかやってみましょう。

ホワイト色のプラスティックマテリアルを作りました。
反射率を見ると94%になっています。
反射率が高すぎますので下げましょう。
一番早い方法は「拡散反射光カラー」をグレー色に近づける、セレクターの明度を下げてみましょう。


 
反射率が75%になりました。
さらにレッド色でやってみると…
 
鮮やかな赤にすると反射率は100%と表示しています。
先ほどのように反射率を下げてみましょう。
 
ホワイト色の様にカラーセレクターの明度を下げましたが、最初にイメージした鮮やかな赤が
シックな赤になってしまいました。
反射率がさがってもこれでは制作画像がイメージと違うものになりかねません。
このようなことを制御する方法もちゃんとmax 5には搭載されていますので、その方法は
次のページから…。
Next page

   | Autodesk legal notices and trademark attributions | Privacy Policy |